斉藤デンタルブログ

新しい設備が整いました!歯科用CTについて

2020年4月1日 (水)

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世の中ではコロナウィルスで大変ですね。大きなパンデミックとなっていますが、収束してくれることを祈るばかりです。政府や東京都の勧告を遵守しつつ、上手な息抜きを見つけられるといいのかもしれません。

当院では、高性能空気清浄機を2台装備しており、また歯科治療で舞う粉塵などを吸引する口腔外バキュームをそれぞれ診療台毎に完備しており、いままでも徹底した院内感染対策を行なっておりました。引き続きご安心の上、通院していただければと思います。

 

さて、前回はマイクロスコープについてお話しいたしました。今回は歯科用CTについてお話ししたいと思います。

歯科用CTは以下の装置です。

歯科用CTがなぜ用いられるのかということですが、最も大きい理由は患者様の状態を3次元的に把握出来ることです。従来のレントゲンでは以下のように全体を把握するためにパノラマ技術を用いたパノラマレントゲン、それと見たい歯に焦点を当てパノラマより鮮明さに優れるデンタルのふたつを用いて歯科治療が行われてきました。これらは歯や顎骨を2次元的に把握することは可能です。

 

左上がパノラマレントゲン。口腔内全体の状態が大まかに把握できます。

右上がデンタル。見たい歯にポイントを当て根尖の病変の有無とおおよその大きさを把握できたり、歯の根管の構造がある程度把握できます。

 

基本的な治療では従来の2つで対処出来るのですが、難しい症例や高度な処置を安全かつ確実に行おうとするといささか情報不足な場面があります。その時に用いられます。

具体的には

根管治療

インプラント治療

埋伏歯(顎骨に埋まっている歯)の抜歯

顎関節の状態の診査

矯正治療の治療計画のための診断

などで用いられます。

 

前回、マイクロスコープにおける根管治療についてお話ししたので追加すると従来の2次元画像では顎骨の病気の有無とおおよその直径、根管の概形や太さなどが分かります。しかし歯の根管は複数存在するものもあり、それぞれの根管がまっすぐな場合もあれば極端な例を挙げればS字カーブを描くような複雑な形をしていることもあります。

CTではこのような状態も画像上で把握することが可能です。歯におけるどの高さで根管が分岐し、どのような曲がり方をしているかを捉えられます。また、顎骨に及んだ病気がどこの根管が由来で生じているかも分かります。

以下、CTの画像を見ていきましょう。

上顎第一大臼歯(赤丸)。根が3つあり(青丸)、そのうちの1根は根管が2つあります(緑丸)。

ひとつ後ろの第二大臼歯も同様の構造をしています。

     

左上では赤で囲った部分が根尖部にある病変です。右上では頬側の方に広がり顎骨の吸収が起きていることが分かります。

 

このようにマイクロスコープ、CTを用いることは例えるなら目的地に向かうのに丸腰で歩いて行くのではなく、カーナビを備えた自動車で移動するようなものです。

そしてレントゲン撮影はごく微量の放射線を用いますが、歯科用CTは医科で用いられるCTに比べれば放射線量はとても小さいものです。また当院ではドイツのカボ社のOP3Dvisionを導入しており、これは他社の歯科用CTと比較しても非常に少ない線量でありながら、パルス照射という技術を採用し高い解像度を実現しています。

 

 

これらの高度な装置を用いることは簡単なことではありませんが、当院のドクターは東京医科歯科大学の教員が担当する講習会で一定以上の知識、実践を経て診療に取り組んでおります。

副院長 斉藤祐紀


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