緊急事態宣言を受けて
2020年4月13日 (月)
|カテゴリー:
ついに緊急事態宣言が発令されることとなりました。それを受け、当院では患者様の健康、安全、またそれに伴う医療従事者の健康、安全のため感染対策に努めて参ります。
具体的には
来院時、手指のアルコール消毒(マスク着用の上で来院されることをお勧めします)
非接触型体温計による検温
それに従い、体調が優れない、体温37.5度以上の患者様につきましては大変恐縮ではございますが、診療のお断りをさせていただく場合がございます。
また、
待合スペースでの書籍閲覧の休止、座席数の削減
受付担当者のマスク等の着用
を実施いたします。ご不便のことと思いますが、何卒ご協力頂きたく存じます。「ソーシャル・ディスタンス」を保ちつつ、極力待ち時間を少なくできるよう努めて参ります。
そして診療に関して厚生労働省より不要不急の診療はなるべく控えるようにとの要請がございます。ただ患者様それぞれにとって被せ物ひとつでもそれがあるなしで食事の快適さは異なり、また早く治療を進めないとその歯の予後を左右してしまう状況もございます。治療の可否を診療担当者と相談の上、行っていきたく思います。
そして当院の院内空気環境についてお話ししたいと思います。
歯科の治療では様々なエアロゾル(大気中に浮かんでいる微粒子)が診療室内を漂ってしまいます。
歯を削ることによる粉塵や様々な薬剤を用いてそれらを水洗、乾燥させるためにも空気を使います。当院では院内の空気環境の改善に努めております。
1つは
歯の切削に対し5倍速電気エンジンの使用です。主に歯の切削器具は空気で駆動するエアタービンと言われる器具を用いますが、5倍速は電気モーターで駆動するため空気の飛沫を最小限に抑えられます。
2つは
エアロクリーンシステムの採用です。
これは院内の空気を吸引し、清浄化された抗菌作用のある空気を作りだす、天井埋め込み式の大型空気清浄機です。当院ではこの機械を2台導入しております。
3つは
フリーアーム(口腔外サクション)です。
柔軟性に富む動きが可能で、患者様のお顔の近くに構え、診療中に発生する汚染エアロゾルを根こそぎキャッチします。この機械は歯科用ユニット毎に設置されています。
当院ではこれまでも院内感染に積極的に取り組んでおりました。
細かいところは以下のリンクをご参考いただければ幸いです。
https://www.saito-dentaloffice.com/policy/
斉藤デンタルオフィスでは可能な限りこの空間で過ごす全ての人の健康、安全のために院内の空気環境の改善に努めております。
副院長 斉藤祐紀