歯型を取る
2022年11月16日 (水)
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以前に仮歯の意味について簡単にはありますがご説明申し上げました。その記事https://www.saito-dentaloffice.com/blog/194/からかなり時間が開いてしまいましたが、それに付随する精密な歯型を採る(『取る』よりも『採る』と表現します。歯科用語では印象採得と言います。)ことについて当院の方式をご説明申し上げたいと思います。
仮歯(プロビジョナルネストレーション)で試行錯誤して機能面で問題ないかつ審美面で患者さんが納得いただける形がおおよそ定まるといよいよ本物の被せ物(最終補綴物)の作製に移行します。そのためにはまず治療している歯にあった個歯トレーと言われる装置をあらかじめ用意します。
それを仮歯の時と同じように粉液を混ぜてその歯に対して精密に形を合わせます。
それが済むといよいよ歯型を採ります。保険外診療では通常の寒天とアルジネートと言われる材料ではなくシリコーンゴムを用いてより精度の高い歯型を作製することができます。黒丸○のところに個歯トレーが入っています。
このような多くの過程を経て歯科技工士と打ち合わせをして被せ物が出来上がります。被せ物の色、形に関して症例によっては技工士に来院していただき、患者様の写真を撮影して確認する場合もございます。
この症例では1年以上仮歯のままでしたがまず患者様が適切なブラッシングを行うこと、そして仮歯が歯に対して、そして適切な形で作製し適合していると歯茎がきれいに馴染む形で最終的な被せ物が入ります。
以上、それなりに複雑な流れですが当院ではこのような工程で被せ物を作製しております。
(※この処置は保険では認められていない材料、工程で行っております。)
治療方針、治療方法など疑問のある方はお気軽にお問い合わせください。
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