自然な噛み心地を実現するインプラント
歯を失ったときに治療の選択肢となるのは、ブリッジ・入れ歯・インプラントです。それぞれ違いがありますが、大きな特徴は歯肉の上に被せる方法、歯に装着する方法、歯肉に埋め込む方法といった点です。インプラント治療は、人工歯根を歯肉に埋め込むため、歯肉の上に人工歯が浮いた状態の他の治療法とは異なります。埋め込んだ人工歯根を介して、食べ物を噛むときに顎に直接硬さが伝わるため、自然な感覚で食事ができます。
毎晩の手入れや脱着の必要もないことや見た目の良さもインプラントの長所です。天然歯と同じようにしっかりとケアをし続けることで、長い間インプラントを保つことが出来ます。
インプラント治療20年以上の院長による施術
院長は大学院在学時からインプラント治療を学び、20年以上インプラント治療を続けています。その為様々な症例に対するインプラント治療のノウハウを有しており、埋入時だけでなく、予後が長く快適に過ごせるインプラント治療を心がけております。
患者様の末永い健康をサポートするため、日々インプラント診療技術の向上にも努めております。
CTによる精密治療
当院ではCT(コンピュータ断層撮影)を導入しております。CTを検査に使用することで、通常のレントゲンでは測ることのできない患者様の口腔内状況を把握することができます。精密なCT撮影を行うことで、より患者様の状態に合わせた最適なインプラント治療を行うことができます。」
ストローマンインプラントを採用
ストローマンはスイスのメーカーによるインプラントシステムです。全世界で500万人以上の方がストローマンインプラントによる治療を受けていて、予後の安定性も多くの研究により報告されています。グローバル企業ですので、世界中の研究者によって研究がなされ、製品の開発に反映されています。
インプラントは比較的新しい治療方法ですので、長い間装着したときに人工歯根がどのようになっていくのかは前例が多いほうが精確な情報となります。多くの治療実績があるストローマンはその点で安心です。
インプラントの治療方法
歯を1本だけ失った場合
失われた一本の歯根の代用品としてインプラントを一本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は、最も洗練された治療方法であり、審美的にも満足のいく結果が得られます。顎骨の萎縮の心配もなく、本来の骨量を維持できます。
数本の歯を失った場合
この場合もインプラントが理想的な解決法となります。数本のインプラントを歯の無い部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。
歯のない部分が広い場合
臼歯が失われた場合、従来は取り外し式の部分入れ歯で咬合機能を回復させてきました。これに対し、インプラントなら天然歯と同様の感覚の固定式人工歯を入れることができます。
歯が全くない場合
下顎の歯が1本も無い場合の修復にはインプラントがよく利用されます。インプラントのヘッド部をバー状の維持装置で連結し、その上に取り外し式の入れ歯をしっかりと固定することができます。
インプラントを維持するカギとなるメンテナンス
インプラントは装着したら終わりだと思われてはいませんか?確かにインプラントは人工物ですので、虫歯の心配はありません。しかし、挿入しているのは歯肉、顎骨ですので、汚れの付着は避けなければなりません。そのため、インプラント治療が終わったら、メンテナンスをすることが非常に大切になります。毎日のケアのほか、定期的に当院にお越しいただくことでインプラントを長く保つことが出来ます。
インプラント周囲炎がインプラントの大敵
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病には弱いという弱点があります。治療の前にも歯周病がある歯はまず治療してから手術を行います。なぜ歯周病に弱いかというと、歯周病原細菌が人工歯根の周囲の組織に炎症を起こすことがあるためです。これをインプラント周囲炎と言います。
人工歯根は骨との癒着はあるものの、天然歯とは違い、歯根膜のような歯周組織とは繋がってはいません。そのため周囲の組織が炎症を起こすと脱落しやすくなるのです。これを防ぐには毎日のケアを欠かさないことと、定期的に検診にお越しいただくことです。汚れがあればクリーニングをいたしますので、清潔な状態を保つことが出来ます。